今月の瑞穂園~園内勉強会~
東海地方も梅雨明けを迎え、毎日暑すぎる日が続いていますね。
園ではついに先週からプール開きを迎えて、毎日子ども達が気持ちよさそうに水で楽しんでいます。
さて、今月は子ども達ではなく、保育園で働く先生達に焦点を当ててお伝えしたいと思います!
今年度に入り、新しい先生が3人も増えて賑わっている瑞穂園。
そんな中、より良い保育を。より子ども達に向き合える保育を。
を目指して毎月1~2回のペースで先生達による園内勉強会が開催されています。
子ども達の発達段階を分野ごとに分けて議題にしたり、今先生たちが困っている問題を議題にして皆でディスカッションをして考え方の幅を広げたり…。
そんな園内勉強会の様子を紹介したいと思います。
今月の議題は困った子に対する対応。
‘‘困った子‘‘というと偏見があるかもしれませんが、いわゆるイヤイヤ期や発達に遅れの見られる子どもに対する様々なアプローチの方法を勉強しました。
各自が持ち寄った資料を見ながら、大切だと思う事を共通認識。
共通認識する事で、どの職員が対応しても同じようなアプローチが出来るようになり、それは子ども達の成長を促す保育現場においてはとても大切な事です。
そして、今回の勉強会で改めて職員間で強く認識を深めた事が
『保育士や大人が対応に困っている事は、当事者である子ども達はその何倍も困っている』
という事。
とても当たり前の事で。でも、忙しい日常の中ではすっぽり抜け落ちがちになってしまう事。
それはきっと毎日の子育てに奮闘しているどのご家庭も一緒で。
子育ての大変さを保護者の方と分かち合いながらも、子ども達の困り事が少しでも解決出来るようにすること。
それが保育の根本である事を改めて心に刻む勉強会となりました。
勉強会に使った書類はいつでも見直せるように事務所に置いてあり、資料等も一定期間は自由に見れるようになっています。
ネットに色々な情報が錯綜する現代。何が正しくて、何が間違った情報なのか。
それを見極める力も必須能力なので、勉強会がそのトレーニングの一環にもなっているように感じます。
さて、今月は難しいお話の記事となってしまいましたが、保育士さん達の日頃の努力あっての保育園ですので、少しでもそのことに耳を傾けて頂けたらとても嬉しいです♪
保育士にとって痛ましく苦しいニュースが多い近年。
「自分たちは大丈夫」ではなく日々の保育を振り返りながら、子ども達にとっても働く職員にとっても、毎日が楽しい!幸せ!と過ごせる園になるよう頑張っていきます!
今後とも海のうた保育室瑞穂園をよろしくお願いいたします。